ここ数ヶ月台本を書いています。完成度はようやく80%。最終的には本番まで少しずつ手直ししていく予定ですが、キャスティングの為に年末を目途にひとまず完成させるつもりです。とくに年明けには先日オーディションに参加してくださった方々へリアクションする必要があるのです。

この戯曲「椿姫」自体はいまの観客にはごくごくシンプルで、おそらく現代のように数多(あまた)の娯楽が転がっているこのご時世には、エンターテインメントとしてあまりにオーソドックス過ぎるのかもしれません。

それというのも本作が名作なだけに、これをベースとしておそらく世界中ですでにかなりの作品が作られており、今や既存の作品と同列に見えてしまうという憂き目に合う気がするのです。

ただ技術的に見れば、さすがにこの作品は圧倒的に優れていて、つまりはこれを観客にどう届けるかが課題になってくる訳です。