来月から稽古が始まりますが、ギリギリまでポテンシャルを上げるため最後まで出演者を探し続けています。

やはりキャスティングが命のところもあるので、譲れないところです。

舞台の世界では、良い俳優がたくさん隠れています。しかし絶対数でいえばほんの僅か。

そうした彼らを発掘しプロとして活動していく、というのが演劇集団BACのテーマでもあります。

一見制作者サイドの都合にも思えますが、出演者にはそれぞれ彼らを待っているお客さんがいます。

そのひとたちを作品で満足させることこそが、彼らの想い。

その為にも作品には徹底的にこだわり、彼らを愛してやまないお客さんが満足するようなものにしなければなりません。

舞台というものは多くのかたにとっては贅沢で、無くて良いものであるとすら言われます。

アート全般、それはそうだと思います。

しかし人生において、その一見無駄で贅沢な瞬間こそが、そのひとそのひとの幸せな部分を生み出すのもまた事実。

ひとは幸せになる為に生まれてきたのだとしたら、合理的にばかり暮らしている訳にはいきません。

だったら、何なのか。

それを形にしていくのが、ぼくたちの役目です。